お花屋さんにドライフラワーに適した花束があったので買って帰りました。
スポンジを水に浸けてワクワクしながら花束を見つめます。
日本では長い茎のままに売られているのは伝統的な「生花文化」があるからです。
それで後で活ける人のために茎を長いまま束ねてあります。
「どこまでも利他なニッポン」
とは言え、人のことなど意に介さず、迷惑をかけても謝罪もしない怪しげな人が増えている気がしないでもありません。。。
人を攻撃することは自らの品格を貶めていることに気づきもしないトラブルメーカーのような人、人人。。。
さてさて、先日、千里天神(上新田神社)に『古澤巌・奉納公演』の御礼と反省会のために伺いました。
中村宮司の興味深いお話を時の経つの忘れて聞き入っていました。
そして、私も多くの質問をさせていただきました。
例えば「三種の神器」は本当に日本にあるのか、あるならばそれはどこにあるのかなど多岐に及びました。
中村宮司は由緒正しい神社の家系のお生まれで驚くほどの知識をお持ちで博学です。
どのお話を伺っても、その根底にある考えは「利他の精神」です。
しかしながら、どこか飄々として、凡人には経験できないことをたくさんしておられます。
私も声の仕事をさせていただける間は利他の精神を忘れずに励みたいと思います。
それはそうと、このところピンクや赤、水色などの華やかなお色味よりもむしろ
渋いお色に目が行きます。
それは昨年、ご近所の呉服屋さんで着物のコーディネートをご相談に伺った時のこと。
私は黄色の着物をずっと探しているのですがなかなか、これ!と響くものがないということをお話ししました。
すると、社長が従業員の女性に
「吉永さんがコマーシャルで着はった反物がありましたやろ。ちょっと持ってきて。」と
仰り、ドキドキしながら待っておりますと確かに黄色の反物が出てきました。
吉永さんというのは勿論、吉永小百合さんのことです。
因みに、この呉服屋さんというのは京都の呉服屋さんが買い付けに来られるほどに反物をお持ちで、藤原紀香さんや歌舞伎役者の奥さまなども通って来られます。
少し横道に逸れましたがその黄色の反物を見て正直、愕然としたのです。
私の探している黄色はレモンイエローに近い鮮やかな黄色。
それにオレンジの手毬や古典柄の模様の入った美しい絵巻物の様な物をイメージしていたからです。
が、しかしその黄色はくすみのある黄色で辛子色との中間くらいのお色味でした。
確かに見るからに見事な反物でしたがあまりにも私の想像していた物とはかけ離れていました。
そこで、単刀直入に「私が今後、着用する着物はこの様な色ですか?」と
今思えば驚くほど歯に衣着せぬ物言いでした。
着物というのは昔、母が叔母などと話していたことですが
「どんなに若作りをしていても着物だけは年は隠せない」と言っていました。
今私がお振袖はもう着られないように、その年代に沿って着るのが着物です。
そこへその人の品格や趣味や年代を四季に織り交ぜてながら失礼のない様に着ます。
何が言いたいかといいますと、
いよいよその年代に入ったかということを悟ったのです。
呉服屋さんのお目は騙せまへん!
社長はなんの悪びれもなく
「今すぐということではありませんけれど、今から80歳まで着て貰えるお着物をお持ちしたんです。
藤井さんやったらほんまに綺麗に着こなして貰えます。」と仰いました。
一括りに黄色と言っても着る人の四季があるのです。
陰陽五行・四柱推命学のお勉強を続けている私は人生において晩秋が近づいてきたことを気付かされたのです。
そう言えば、吉永さんは御年77歳。
確かに私もまだまだ先ではありますけれど、こちらの黄色でしたら80歳になるまで着られそうです。
一角の人物にお話を伺うことは大変お勉強になります。
というわけで、渋いお色味の花やドライフラワーに目が行ってしまうのです。
枯れの美学を今から準備しておこうと思える様になりました。
その時になって「年は取りたくないわ!」と地団駄を踏むのはみっともないし、若作りも周りから見れば痛々しい。
ただし、吉永さんと一緒のお着物はもう少しだけ先延ばしといたしましょ^_−☆
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